「大奥」の舞台げいこ見学会が、開幕前日の11月2日に開かれました。 地元の愛知を中心に長野、京都などから230通近くの応募があったため、定員を100人に増やしての開催となりました。
劇場ロビーの会場を埋めた参加者は、主催者あいさつに続き、中日新聞の黒川光弘編集委員の講演「女の牢獄¢蜑怐vに耳を傾けました。黒川さんは歴史学者が旧幕臣の古老から話を聞いた『旧事諮問録』を引きながら、大奥に勤務する女性たちの給金や朝食などをおもしろおかしく紹介しました。
講演の途中で、場当り稽古を終えたばかりの皇女和宮役・安達祐実さんが、夫の14代将軍家茂死去の後、静観院宮となったかつらと衣装で登場すると盛大な拍手が会場一杯に響きました。
安達さんは、和宮が家茂の実母・実成院との嫁姑戦争を繰りひろげるだけに「姑さん世代の方も多いようですが」と笑わせ、「自分の意思を強く持った人。でも共感できるところも多く、役に入るのに苦労はしませんでした」と話した。また「私は東京の人なので京言葉には苦労しました」と役づくりの難しさも明かしました。
かつて子役時代の安達さんを取材した黒川さんがマイクを持ち、一問一答が始まった。「大奥から離れますが、お子さんは?」との質問にも「1歳半になりました。すくすく育っています。お父さん似です」と笑顔で回答してくれました。
また、前夜、中日ドラゴンズが53年ぶりの日本一に輝いた件を質問されると「(地元出身の)主人は喜んでいた。私は主人と知り合ってからは、ドラファン」と答えて喝采を浴びました。
その後、参加者は劇場2階席へ移動。気に入った席を選んで約1時間、開幕前の気迫のこもったけいこに目を凝らした。初めてけいこ風景を見る人も多くきめの細かい芝居づくりに驚いている人もいました。
フジテレビ系ドラマより舞台版「大奥」開幕です。豪華絢爛な舞台をお楽しみください。 |